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2005年 11月 30日
![]() みなさんの中には木を伐採して使うことが森林破壊につながり、二酸化炭素の吸収、酸素の供給が減ってしまうと思われている方は多いのではないでしょうか。木を大量に使う住まいづくりも環境破壊へつながる行為だと捉えられがちですが、山には守られるべき天然の森林と、植林されて育てられ、伐採されてそれが繰り返される世代交代が必要な山とがあります。たとえば杉や桧など針葉樹を植えた林は、成長過程の中で間伐、下刈り、枝打ちなどの手入れをしていかないと、土に日光や栄養分がいきわたらず、ひょろひょろと曲がった細い木しか育ちません。木材としての価値がなくなるだけでなく、日光があたらない地面には下草が生えなくなります。植物の生えない山=根っこのない土壌は水を溜める保水機能がなくなり、雨が降ると地盤がゆるくなるため洪水、土砂崩れをまねいたり、夏には渇水をもたらしたりすることがあります。 つまり人の手で植林されてきた森は、資源として利用されることで活性化され、生きつづけて行けるのです。木を伐採するというのは自然の理にかなったこと。人が山にはいり、手を加えていくことは山を守っていくために必要なことなのです。 しかし現在輸入材におされている国産木材は、使われないため伐採されない、伐採がないため林業者が減っていく、人手がなくなると手入れが行き届かなくなる、手が入らないと山は荒れる・・そのように荒れた山にはいい木材は育たず、さらに森の価値がなくなっていく、という悪循環に陥ってきています。またなかなか伐採されないため、木がどんどん年齢を重ね、“山の高年齢化”も進んでいるといいます。1サイクルが50年以上かかる林産業では、伐採のかたわら次世代の子どもたちのために植林をしていくことが不可欠ですが、植林しようにも場所がなかなかあかないという状況にあるそうです。 -つづく- 書き手:スタッフ玉 人気blogランキングに参加しています。 ![]() 人気blogランキングへ クリック↑してもらえるとランキングがアップします。 今日もクリックして応援よろしくお願いします。 ▲
by ecohana
| 2005-11-30 17:45
| 山の話・木の話
2005年 11月 29日
くりこま森林教室で見たこと聞いたことから、日本の山の現状、これからの日本の山について、少しまじめに書き綴ります。
![]() 日本の木を使って山を育てる いま日本の林業が危なくなってきています。原因は、日本の木が使われなくなってきているから。日本の木が使われなくなってきている大きな理由のひとつは、外国からの輸入材の単価の安さにあると言われています。日本のゆたかな森林を健康に保つために、わたしたちにできることはあるのでしょうか。 日本は国土の約7割が森林という、世界の中でもとくに恵まれた森林国であるにもかかわらず、木材自給率はたったの18%前後。 使用するほとんどの木材を外国から輸入しているといっても過言ではありません。輸入材は、わざわざ遠い国から運搬するエネルギーや費用の負荷があります。たとえば、九州や北海道から関東への運搬は、日本国内のみで考えるととても費用がかかるように思いますが、実際は欧州からの運搬費の1/5の値段で運搬が可能。その分エネルギーも少なくてすむのです。さらに外国の森林の一部では絶え間ない輸出のために伐採禁止の山や林の木もかまわず倒されるような違法伐採もあるそうです。 もちろん、長い距離を運ばれてくる木材たちには、運搬中にカビが生えないように薬剤処理がなされていることが多々あります。また『国産材は高い・輸入材は安い』というのが日本の定説のようになっていますが、いま実際国産材の杉未乾燥材は1立米あたり45,000円以下、それに比べて大根は立米にすると11万円。何十年と育てられた木が大根よりも安い価格で取り引きされています。 自国でまかなえるものをあえて、他から持ち込み環境に負荷をかけるということ、なにか不自然で疑問が残ります。諸外国との貿易関係など簡単にはいかないさまざまな理由はありますが、いちユーザーとして何か少しでも出来ることがあるのではと考えさせられます。 -つづく- 書き手:スタッフ玉 人気blogランキングに参加しています。 ![]() 人気blogランキングへ クリック↑してもらえるとランキングがアップします。 今日もクリックして応援よろしくお願いします。 ▲
by ecohana
| 2005-11-29 17:27
| 山の話・木の話
2005年 11月 26日
エコロジーライフ花では自然木をつかって、木のよさや手作りの楽しさを体験していただければと、月2回木工教室をひらいています。今日はその様子の一部を公開です。
![]() こちらはもう3年近く通っていただいているSさんの作品。ナラの木を使って、娘さんのために鏡台をつくっています。ナラの木はとても堅くて、ノミで削るのなんか一苦労です。 ![]() こちらはMさん、栓の木を使った引き出し箱を製作中です。巾500㎜近くの外寸のものをつくるため、巾の狭い板を2枚はぎ合わせるところからスタート。ようやく今日側板のホゾ加工作業に到達されたところです。 初めて教室にいらっしゃる方はみなさん一様に、「見るとやるでは大違いですね!」と言われます。大工さんがやっているのを見るととても簡単そうなのに、実際自分の手をつかってやってみると、鉛筆で線を一本ひくにもちっとも思うようにいかない!そうです。私も実は木工ほぼ未経験・・(ちょっと触らせてもらったことはありますが)まだまだまだいっしょに勉強させてもらっています。 木工教室はただいま生徒さん募集中です!ご興味のある方はエコロジーライフ花の児玉までお気軽にお問合せくださいね。 人気blogランキングに参加しています。 ![]() 人気blogランキングへ クリック↑してもらえるとランキングがアップします。 今日もクリックして応援よろしくお願いします。 ▲
by ecohana
| 2005-11-26 17:09
| 木工教室・イベント
2005年 11月 24日
【2日目】 -栗駒木材さん工場見学編②-
大場社長のお話を伺いながら、広大な面積の栗駒木材さんを隅から見学です。 ![]() どこまでもつづく国産材の山。丸太から現場で使える材料になるまでの工程を順に拝見させていただきました。いつも届けていただいてる材料たちも多くの工程と手間と時間がかかっていることを実感。それにしても機械って早いですねー!4mの丸太も数秒でスライスされていきます。これを昔は人の手のみでやってたんですね・・ ![]() 常駐の棟梁の刻み。手刻みができる棟梁の頭の中を覗いてみたいです。あんな数の構造材をいろんな形のホゾでずれがなくガッチリつなげるなんて、まさしく熟練職人ならではの技ですよね。 ![]() これはモミの木だそうです。直径1m以上でしょうか?左端にちょっと見えてる人の大きさと比べてみてください!一体何に使えばいいのか見当がつかないです。 熱い大場社長のお話に聞き入っていたらいつの間にか日が暮れていて、全員で猛ダッシュ、新幹線出発10分前に駅に到着という大慌ての最後でしたが、無事事故もなく、充実した2日間のイベントとなりました。 次回からはこの森林教室で日本の山を守っている方たちから伺った話、実際に目で見てきたことから、山の現状、これからの日本の山について、ちょっとまじめにまとめてみたいと思います。ご期待ください! 書き手:スタッフ玉 人気blogランキングに参加しています。 ![]() 人気blogランキングへ クリック↑してもらえるとランキングがアップします。 今日もクリックして応援よろしくお願いします。 ▲
by ecohana
| 2005-11-24 17:52
| 森林教室
2005年 11月 23日
【2日目】 -栗駒木材さん工場見学編-
杉の伐倒を無事おえて、最後は栗駒木材さんの工場見学へ。 ![]() 栗駒木材さんでは、伐倒したのに使用予定がなくなってしまったり、少し曲がっているため柱として使えないなどと、山からおろすコストも惜しんで放置されている材料たちや、他業者で必要のなくなった木材、木っ端まですべてあつめて製紙のためのチップにしているそうです。チップにならないダストと呼ばれる細かい木屑は、広葉樹はなめこの栽培用に、杉や松は牛舎の敷き粉として利用されています。何世代もまえから50年、60年と手をかけてきた木たちが、切り倒されたまま山に放置されたり無駄になることはあってはいけないという大場社長の想いで、時間と手間の許すかぎり、木材を資源化する活動をされています。 ![]() 祝日でお休みにもかかわらずわざわざ機械を動かしていただき、チップをつくる工程を見せていただいたのですが、一言で感想を述べると・・「木が痛そう」!!筒状の樹皮剥き機をごろんごろんと大量の丸太が転がってきて、ベルトコンベアーで移動。直径3mはあろうかという巨大な歯が回る粉砕機に滑りこむと、バリバリバリッ!!という耳が裂けるほどの轟音とともにチップになります。あまりの豪快さにあっけにとられてしまいました・・。 -つづく- 書き手:スタッフ玉 ▲
by ecohana
| 2005-11-23 16:35
| 森林教室
2005年 11月 22日
毎年恒例、浅草の酉の市にスタッフそろって行ってきました!
今回は二の酉へ。 ![]() 19時ごろに行ってみると、 今年は酉年だからか、例年ではありえない人の数!! お賽銭にたどり着くのに2時間以上かかるのでは・・というくらい。 こんなに寒いのに人から湯気?熱気?がたっていました。 (写真ではあまりよくわかりませんが・・) ![]() 酉の市といえば、年の瀬。 今年ももうあとわずかです。 ▲
by ecohana
| 2005-11-22 17:36
| 徒然・農園
2005年 11月 22日
【2日目】 -杉の伐倒編-
![]() この冬都内で上棟されるご一家のために、栗駒木材さんが特別に杉の木を一本伐倒させてくれることに!みんなで長ぐつにヘルメットのいでたちで、川を越え谷を越えて(?)国有林の中の伐倒現場をめざします。 ![]() 川の中をざぶざぶと歩いていると、サワガニ!かわいいねーと手のひらにのせていたら横から現地の人(栗駒木材のスタッフさんたち)が「うまそうだな!」「揚げるといいよ」って・・・! 山の人はほんと身近にたくさんの食料がありますよね。そこは東京の人間とはまるで違って、本当に自然とともに暮らしていてヒトとして正しい姿だなーといつもうらやましく思います。 (脱線しますが・・ ![]() たどり着いた伐倒現場は、60度くらいに見えるものすごい急斜面。その中のまっすぐと伸びた杉を伐倒します。きこりの人がチェーンソーを入れていく音と、伐倒作業に加わったご主人が追い口を打つ音が交互に鳴ります。思った方向に木が倒れて、地面に打ちつけられる音もさることながら、倒れるときのメリメリメリメリッという音も衝撃!!私は小さなお子さんと200m以上遠くからながめていたのですが、思わず2人でわーっと言ってしまうくらい。 作業を終えて降りきたご夫婦の表情は達成感でいっぱい。おつかれさまでした! この杉が新しい家のどこかに使われるのを早くみたいですね。 -つづく- 書き手:スタッフ玉 ▲
by ecohana
| 2005-11-22 17:23
| 森林教室
2005年 11月 18日
![]() この秋都内で新築をされるお客さまの 地鎮祭が行われました。 すがすがしいお天気の中、お施主さんご夫婦と、 直井とうちの建具職人岩谷、鳶職人の今井建設さんが参列し、 神主さんをお招きして、工事の無事を祈りました。 いよいよ年内には上棟の予定。 栗駒の森林教室で伐倒した杉の木も使われます。 (話が前後してしまいますが、栗駒での伐倒のようすは“栗駒山の森林教室vol.4でお伝えします!) 新築のようすもこのブログでどんどんお知らせしていきますので 楽しみにしていてくださいね。 ▲
by ecohana
| 2005-11-18 14:16
| 家づくり2006~2007
2005年 11月 17日
【2日目】 -厳しい冬の力編-
![]() クロベの森をでて、澄んだ川の水をみんなで手ですくって味わったあと、「ちょっと奥行ってみよう」という佐藤さんについていくと小さな川に渡した短い橋が。 ガードレールの柱はあるのに、柵がありません。 これは栗駒の大雪のちからでそっくり落とされてしまったそうです。 そういえば来る道々にあったカーブミラーも柱があるのに肝心のミラーがなかったかも・・ 聞くとこれも全部雪が積もって重みでもげてしまうそうです。 (栗駒木材の大場社長は、熊が光りものを集める趣味があって持って行ってしまうと言い張っていましたが・・現実は雪の仕業みたいです。) 東京で生まれ育ってきた私には想像もできない雪の威力に、ただ驚くばかり。 移動の途中とおった民家では、保存食の寒だいこんをつくっていました。 寒だいこんとはだいこんを外に干して冷凍乾燥させたもの。 (詳しく言うとそんな簡単なものではないようですが・・) カリカリとした歯ざわりに、だいこんのうまみが凝縮されていてとてもおいしいそうです。 厳しい寒さがなければできないという保存野菜なんですね。 秋の栗駒で、冬の栗駒の厳しさを垣間見たひとときでした。 -つづく- ▲
by ecohana
| 2005-11-17 13:55
| 森林教室
2005年 11月 16日
![]() 伐倒見学と散策、栗駒木材さんの工場見学でした。 「栗駒の山を守る会会長」佐藤充雄さんに連れられてまずは“クロベ”の巨木見学。 クロベとは、地名ではなく“ネズコ”の別名。 クロベは氷河期からの生き残りといわれていて、今回見学した巨木はなんと推定樹齢1000年から5000年! 1000年は確実だというから、あたまが上がりません。 もうすぐ日本一の巨木に認定されるとか。 幹に耳を当てると、まるで人間の心臓が鳴るように 水の流れる音がします。 生まれたときからずっと同じ場所で、静かに佇んでいる木も 当たり前だけどやっぱり生きてるんだよねと実感します。 ![]() 巨木の足元にはたくさんのクロベの芽が。 この赤ちゃんたちも何千年と生きていくのでしょうか・・。 -つづく- ▲
by ecohana
| 2005-11-16 19:51
| 森林教室
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